バイアグラを使いこなす近道

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友人は自殺し、Bは多額の借金を負った。
印刷所の経営破綻をきっかけに、地元知識人たちの後押しで応募した奨学金(年額一五○○フラン)に当選し、一八三八年から三年間パリで勉学に専念できた。 一八四○年の著作『所有とは何か?』は、初版五○○部であったが、「所有とは盗みである」という衝撃的な文言によって評判となった。
この書は人間のもつ集合的能力への注目といった、後の『連合の原理』(一八六三年)に結びつく考え方に立つものであった。 Bは言った。
私的所有の弊害を見て共同所有を求めることも、私的所有の弊害を無視することも、ともに有害である。 人々は、どこまでも矛盾とともに生きることを覚悟しなければならない。

完全で永続的なバランスはあり得ないが、絶えずバランスを求める努力をするところに社会の進展はある。 したがって、人々には互いに相手を認めあう「相互主義」が重要になる、と。
一八四六年の『経済的諸矛盾の体系―貧困の哲学』は、周知のように、Mから強烈に批判されたことで有名になった。 この書は、主題「経済的諸矛盾の体系」どおり、経済事象を矛盾の系列的連鎖として捉えようとしたものである。
しかし、矛盾の連鎖の中で生きるためには、社会の成員が相互に協同する「相互主義」の考え方に立つ必要があるという主張が強く打ち出されていた。 それは、現在の連合の思想に連なるものであり、EUのコミュニティの思想を導いたものである。
人間は相互に様々な活動を通して関係を結んでいる。 そのさい、同じ価値を相互に交換する「等価交換」が基本形である。
そうした人間相互の同等性を社会組織の中に実現していくことをブルードンは、『貧困の哲学』で「相互主義」という言葉で示した。 の一八四八年の二月革命直後から、ブルードンは、経済問題解決の糸口を金融に求め、「人民銀行」という名の相互信用金庫の創設を企てた。
ブルードンは、この二月革命を一貫して冷やかな目で見ていた。 二月革命が政治革命の方向へ流されていると見たからである。
政治革命は権力の担い手の交替にすぎず、権力そのものの変革ではないとブルードンは言う。 政治革命は、一つの抑圧機関に替わって、別の抑圧機関が、しかもそれ以前よりもいっそう抑圧的な機関ができ上がるだけであるというのが、ブルードンの基本的理解であった。

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